片目の敗北者7(H小説、ゲームM蒼炎、その他J?)
日時: 01/10 00:22
著者: 三雲幸人




多くのものが、死んだ。

「長く辛い戦いだった」

「そうだな」

私の隣で、時には戦いそして、手を結んだ男が隣にいる。

「これからは戦のない国を作りましょう、孫権殿」

隣の男に、話しかける。

「ふう、劉備殿、義理の兄対して、他人行儀では?」

「なかなか、治らないものですから」

『はははははははは』二人笑い出した。

「と、そういえば、今回の戦の英雄はどうしましたか?」

「伯辰殿ですか?伯辰殿でしたら、戦も終わり母国復興のためにそろそろ倭国に帰ると聞きましたよ」

「そうか、倭国に帰るのか、惜しいな」

「しょうがないでしょう、友との誓いなのですから」

蒼炎字伯辰、次兄である関羽を魏と隣にいる孫権の元国呉の連合から助け、漢統一の手助けをしてくれたものだ。私が呉に攻めようとしたのを孔明よりも早く反対進言したのが伯辰なのだ。今は”呉と同盟を結び魏を倒すべきだと”6歳の少年に説き伏せられたのだ。それからというもの伯辰は関羽を助けてからいろいろなところで助言し始めたのだ。孔明もその様子を見て伯辰の才能を見抜き鳳統の再来だといいよく語り合っている。まさしく鳳統の再来といわんばかりの才能を見せてきた。手始めは呉との同盟を結び孫権の妹そして私の妻を連れ戻してくれた。次に匈奴との同盟、匈奴表では魏と結び裏では蜀と結んだのである。そして山越との同盟コレに対しては、周りのものが反対した。山越は漢とは敵対関係だからである。コレに対し伯辰は”魏との戦に対して呉が全力を出すには山越をどうにかしないといけない”そういうと伯辰は私と孔明、五虎大将軍の了承を受けるとすぐに動いた。そして山越との同盟をもたらした。此処までくれば、あとは時期が来るのを待つだけである。この間、伯辰は孔明に学問を習い五虎大将軍に武術を習いながら、耶麻台国の復興の人材を探していた。将来有望な人材を多く引き抜かれたのだ。もし自分に目的がなければ彼についていこうとしただろう彼には人をひきつける魅力がある。

時が来たときの伯辰の活躍には、孔明ですら驚きを隠せなかったという。ちなみに、その大雑把な作戦はこうである蜀が南から長安をめざし、呉が徐州を目指し、匈奴が洛陽目指すというものである。

「ふ」

「ん、どうしました。」

「いえ、こんなふうに、また並びながら語り合うとは嬉しいと思ってな」

「まったく同感ですな」

「もし、蒼炎殿が助けを請うならすぐにも軍を動かすもにな」

「伯辰殿は民が自ら動かなければ意味がないというのだ、それに伯辰殿には腕の立つものが多く付いていくのだから大丈夫でしょう」

「蜀の五虎大将軍の娘たちも付いて行くと言うのだから、すごいものですな」

「それにはく辰殿には、魔剣の人も付いているようですしね」

「おお、あの不思議な少女のことですな人間の身なりをしながら、魔剣に姿を変える不思議な女子でしたな」

「最初は妖術かと思いましたが、話してみれば普通の子でしたな」

「そろそろ、お開きにしますか」

「そうですな」

私達は自分達の部屋に戻った。












「それでは、劉備殿、孫権殿お世話になりました」

「こちら、こそ天下統一に協力してもらい世話になった」

「しかしこんなものでいいのか、もっと良い物を用意したほうがいいのでは?」

孫権殿が、やさしく声をかけてくれた。

「いえ、私が必要としたものをすべて用意してもらえて、ありがたいのに白金剣と白銀剣を十振りづつくれるなんてありがたいですよ」

ちなみに、俺が欲しいといいもらったのは、刀四千、鉄の鎧五千、薙刀二千、刃、矢をはじく鎧五百、銅、青銅の剣、鎧二千、鉄と銅との盾二千これと戦が始まりしだい兵量送ってもらうてはずなのだ。

「にしても、何時出発できるのだろか?」

別れを惜しむ、娘達ではなく、別れを惜しむ父親達早くしてくれないかな。



続く


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青樹さんの質問に答えます。日本人です。小1です。インターネットを始めてから、半年ぐらいです。未熟なのでこれからもたくさんのことを教えてください。by三雲